前撮りの作品が”インスタっぽくならない”ために避けたい演出

「素敵だな」と思って保存したインスタの前撮り作品。でも、いざ自分たちが撮影すると「なんだか他のカップルと同じような写真になってしまった」と感じることはありませんか?

前撮り写真が量産型に見えてしまうのには、いくつかの共通するパターンがあります。この記事では、前撮りが”インスタっぽく”なってしまう理由と、それを避けるために意識すべきポイントを解説します。

目次

なぜ前撮りは「見たことある作品」になりやすいのか

前撮りの作品が似通ってしまうのは、決してカメラマンの技術だけの問題ではありません。

多くのカップルが「インスタで人気の作品」を参考にして、同じようなポーズ、小物、ロケーションを選ぶため、結果的に同じような仕上がりになってしまうのです。また、スタジオ側も「よく撮れるポーズ」や「映える演出」をパッケージ化していることが多く、それがさらに画一化を加速させています。

SNSで目にする作品の多くは、確かに美しくまとまっていますが、それは同時に「誰が撮っても一定のクオリティになる、再現性の高い撮影」であることも意味します。そこに個性や物語性が欠けていると、どうしても「見たことある作品」になってしまうのです。

避けたい演出① 流行だけで決めたポーズ

前撮りで最も量産型になりやすいのが、流行のポーズをそのまま再現してしまうことです。

「おでこをくっつける」「手を繋いで後ろ姿」の落とし穴

これらのポーズ自体が悪いわけではありません。問題は、「このポーズが流行っているから」という理由だけで選んでしまうこと。そのポーズが二人の関係性や雰囲気に合っているかを考えずに撮ると、どこか借り物のような印象になってしまいます。

ポーズは「二人らしさ」から逆算する

大切なのは、普段の二人の距離感や、自然な仕草を起点に考えること。いつも手を繋いで歩くカップルなら、その自然な繋ぎ方を作品に残す方が、流行のポーズよりもずっと「二人らしい」ものになります。

カメラマンの指示待ちになっていないか

「次はこのポーズで」と言われるがままに撮影を進めていくと、結果的に「スタジオの定番ポーズ集」のような作品が並んでしまいます。撮影中も、「今の表情が自然で良かった」「もう少し二人で話してみてください」といった、状況に応じた柔軟なディレクションがあるかどうかが重要です。

避けたい演出② 映えだけを狙った小物

小物やアイテムの使い方も、量産型になりやすいポイントです。

「LOVE」「JUST MARRIED」の文字アイテム

ガーランドやネオンサインなど、文字が入った小物は確かに作品映えします。ただ、それが前面に出すぎると、主役であるはずの二人の表情や雰囲気が埋もれてしまいがちです。小物が目立ちすぎて、作品全体が「演出」っぽくなってしまうのは避けたいところ。

季節感のない小物は違和感を生む

造花のブーケ、色とりどりのバルーン、キラキラした装飾など、一見華やかに見える小物でも、季節や撮影の雰囲気と合っていなければ、どこか浮いた印象になります。秋の紅葉の中で夏らしいビビッドな小物を使うなど、統一感を欠いた演出は逆効果です。

小物は「引き算」で考える

本当におしゃれな前撮りの作品ほど、小物は最小限です。むしろ、光の当たり方、二人の表情、背景とのバランスなど、成果物そのものの美しさで勝負しています。小物を使うなら、「これがないと成立しない」というレベルまで絞り込むことが大切です。

避けたい演出③ SNSを基準にしたロケーション選び

ロケーション選びの段階で、すでに量産型への道が始まっていることもあります。

「いいね」の数だけで判断していないか

インスタのフォロワー数や「いいね」の数は、確かに人気の指標にはなりますが、それが必ずしも自分たちに合ったロケーションであるとは限りません。多くの人に刺さる作品は、裏を返せば「万人受けする無難な作品」である可能性もあります。

同じような写真ばかり並んでいるスタジオは要注意

スロケーションのポートフォリオを見たときに、どの作品も似たような構図、似たような色味、似たようなポーズで統一されている場合は注意が必要です。それは「撮影の型」が決まっている証拠かもしれません。逆に、カップルごとに雰囲気が異なる作品が並んでいるカメラマンは、一組ごとに撮影を設計している可能性が高いです。

「映える」と「残したい」は違う

SNSで目を引く作品と、自分たちが一生手元に残したい作品は、必ずしも一致しません。撮影後に「シェアするための作品」にはなったけれど、「思い出として大切にしたい作品」にはならなかった、というケースも少なくありません。スタジオを選ぶときは、「誰に見せるための作品か」を改めて考えてみましょう。

「被らない前撮り」に必要な考え方

では、量産型にならない前撮りをするには、どんな視点が必要なのでしょうか。

「誰かの真似」ではなく「自分たちの物語」を撮る

参考にする作品があることは悪いことではありません。ただ、それをそのまま再現しようとするのではなく、「なぜその作品に惹かれたのか」を言語化することが大切です。構図が好きなのか、色味が好きなのか、二人の距離感が好きなのか。そのエッセンスを抽出して、自分たちらしく翻訳することで、オリジナリティが生まれます。

撮影の「設計」があるかどうか

量産型にならない撮影には、必ず事前の設計があります。ヒアリングの段階で、二人の関係性、出会いのエピソード、普段の過ごし方、大切にしている価値観などを丁寧に聞き取り、それをもとに撮影プランを組み立てる。そのプロセスがあるかどうかで、仕上がりは大きく変わります。

「この二人にしか撮れない作品」を目指す

前撮りの本質は、「おしゃれな作品」を撮ることではなく、「二人らしさを記録すること」です。背が高いカップル、年齢差があるカップル、いつも笑い合っているカップル、静かに寄り添うカップル。それぞれに「らしさ」があり、それを作品に落とし込むことが、唯一無二の前撮りを作ります。

完成イメージを「雰囲気」で持つ

具体的なポーズや小物ではなく、「こんな空気感の作品にしたい」というイメージを持つことが重要です。「映画のワンシーンのような」「雑誌の1ページのような」「日常の延長線上にあるような」など、抽象的でも構いません。その雰囲気を軸にすることで、撮影全体に一貫性が生まれます。

Soiが量産型を作らない理由

私たちSoiが前撮り撮影で大切にしているのは、一組ごとに撮影を設計することです。

テンプレートを使わない撮影スタイル

「この衣装ならこのポーズ」「このロケーションならこの構図」といった決まりきったパターンは持ちません。ヒアリングを通じて、二人の関係性や好みを理解した上で、その日その瞬間にしか撮れない作品を目指しています。

流行を取り入れつつ、軸は「二人らしさ」

トレンドを完全に無視するわけではありませんが、それが前面に出すぎないようにバランスを取ります。流行のエッセンスは活かしつつ、根底にあるのは「この二人だから撮れた作品」という視点。10年後に見返しても、古臭く感じない作品を作ることを心がけています。

カメラマンとの対話が生む唯一性

撮影は一方通行ではなく、対話の中で作られていくものだと考えています。「こんな雰囲気が好き」「こういうのは違う気がする」といった、言葉にしづらい感覚も含めて、撮影前に丁寧にすり合わせる時間を大切にしています。その過程があるからこそ、量産型にならない作品が生まれます。

「映え」より「残る」価値

SNSでシェアされる回数よりも、二人が一生大切にしたいと思える作品かどうか。私たちが目指しているのは、後者です。だからこそ、過度な演出や流行に頼らず、本質的な美しさと、二人の物語を作品に残すことにこだわっています。


「量産型にならない前撮り」を一緒に考えませんか?

「他のカップルと被らない、自分たちらしい前撮りがしたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたたちだけの物語を、作品に残すお手伝いをします。

前撮り相談はこちらから

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