インスタで見かける前撮りの作品を見て「こんな雰囲気の写真が撮りたい」と思っても、いざスタジオを探すと何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
「おしゃれな前撮り」と一言で言っても、実際に撮ってみたら「なんか違う…」となってしまうカップルも少なくありません。この記事では、前撮り写真が一気に垢抜ける3つの条件を、現場の視点から解説します。
そもそも「おしゃれな前撮り」が難しい理由

前撮りで理想の写真を撮ることが難しいのには、いくつかの理由があります。
正解がないと思ってしまう
「おしゃれ」の定義は人それぞれ。ナチュラル系が好きな人もいれば、ドラマチックな雰囲気が好きな人もいます。だからこそ、自分たちにとっての「おしゃれ」を言語化できないまま撮影に臨んでしまい、後から「イメージと違った」と感じることがあります。
インスタの写真は”再現できない”と感じる
SNSで見る素敵な作品の多くは、ロケーション、光の条件、タイミング、そしてカメラマンの技術が絶妙に重なった瞬間を切り取ったもの。「同じ場所で撮ればあんな写真になる」と思いがちですが、実際には撮影の設計全体が整っていないと、同じ雰囲気は出せません。
衣装やロケーションだけで決めてしまう
「このドレスがかわいいから」「このロケーションが人気だから」という理由だけでスタジオを選ぶと、全体の統一感が失われがち。前撮りの完成度は、一つひとつのパーツではなく、全体の調和で決まります。
「”こんな雰囲気の写真が好き”という相談からでもOK」
言葉にするのが難しい場合でも、参考画像を見せながら一緒にイメージを固めていくことができます。世界観から一緒に考える前撮り相談はこちら
条件① 世界観が統一されているか

おしゃれな前撮り作品に共通する最大のポイントは、世界観の統一です。
衣装・背景・色味がちぐはぐだと垢抜けない
例えば、ナチュラルなベージュのドレスに、ビビッドな赤い背景を合わせてしまうと、作品全体のトーンが乱れます。逆に、色味や質感が揃っていると、特別なことをしなくても自然と洗練された印象になります。
「何を撮りたいか」を決めないまま撮影している人が多い
「とりあえずいろんなポーズで撮ってもらえばいいか」というスタンスだと、撮影後に見返したときに統一感がなく、何を伝えたい作品なのかが曖昧になってしまいます。大切なのは、「どんな二人でいたいか」「どんな空気感を残したいか」を最初に決めることです。
映画や雑誌のワンシーンをイメージすると失敗しにくい
具体的な参考があると、撮影のゴールが明確になります。「フランス映画のようなエモーショナルな雰囲気」「ファッション誌のような都会的な洗練」など、ビジュアルのトーンを言葉にしておくと、カメラマンとの共有もスムーズです。
条件② ポーズより”空気感”が写っているか

おしゃれな前撮り作品ほど、ポーズが決まりすぎていないという特徴があります。
ポーズを決めすぎると作り物になる
「こっちを向いて」「手はこう」と細かく指示された写真は、どこか形式的で堅い印象になりがち。本当に残したいのは、二人の自然な表情や、ふとした瞬間の柔らかさではないでしょうか。
視線・距離感・間の取り方で雰囲気は変わる
カメラ目線でなくても、お互いを見つめ合う視線や、少し離れた距離感、会話の合間の沈黙など、”何もしていない瞬間”にこそ、その人らしさが出ます。こうした空気感を切り取れるかどうかが、作品の印象を大きく左右します。
カメラマンとの相性が重要
空気感を写すには、撮影する側とされる側の信頼関係が不可欠です。緊張していると表情も硬くなるので、カメラマンがリラックスできる雰囲気を作れるか、二人の自然な関係性を引き出せるかが、撮影の質を決めます。
条件③ 撮影前に「作品のゴール」を共有しているか

前撮りで一番後悔しやすいのは、なんとなく撮ってしまうことです。
なんとなく撮る前撮りは後悔しやすい
「みんなやってるから」「記念だから」という理由だけで撮影すると、後から「この作品、どう使おう?」となってしまいます。撮影の目的が曖昧だと、仕上がりもぼんやりしたものになりがちです。
使い道(ムービー・ウェルカムボード)を想定しているか
作品をどこでどう使うかをイメージしておくと、構図や表情の方向性が定まります。ムービーに使うなら動きのあるカット、ウェルカムボードなら縦構図で二人が中心にいる写真、というように、ゴールから逆算して撮影を設計できます。
「誰に見せたい作品か」を決める
親族に見せる写真なのか、友人に見せる動画なのか、それとも自分たちだけで楽しむ作品なのか。見せる相手によって、成果物の雰囲気や演出は変わってきます。この視点を持っておくと、撮影の軸がブレにくくなります。
おしゃれな前撮りをしたい人が最初に決めるべきこと
前撮りを成功させるために、ロケーションを選ぶ前にやっておきたいことがあります。
ロケーション選びの前にやるべきこと
まずは二人で「どんな作品を残したいか」をざっくりでも話し合っておきましょう。SNSで好きな写真を保存しておく、雑誌を切り抜いておくなど、ビジュアルで共有できる材料があると、撮影のイメージが具体的になります。
作品の好みを言語化するコツ
「おしゃれ」「かわいい」だけでは伝わりにくいので、「明るい・落ち着いた」「カジュアル・きちんと」「ナチュラル・ドラマチック」など、対義語で整理すると言語化しやすくなります。また、「こういう雰囲気は避けたい」という軸も持っておくと、方向性がより明確になります。
「おまかせ」が成立する条件
逆に、すべてを細かく決めずに「おまかせ」する方がうまくいくケースもあります。それが成立するのは、カメラマンとの事前のすり合わせがしっかりできていて、信頼して任せられる関係性が築けているときです。「なんとなくおまかせ」ではなく、「方向性を共有した上でのおまかせ」が理想です。
Soiが大切にしている前撮りの考え方

私たちSoiは、東京を拠点に、前撮りやフォトウェディング、オープニングムービーを提供しています。
流行を追いすぎない理由
トレンドは移り変わるものですが、前撮り写真は一生残るもの。だからこそ、その時だけの「映え」ではなく、10年後に見返しても色あせない写真を撮ることを大切にしています。流行の要素を取り入れつつも、本質的な美しさや、二人らしさを軸にした撮影を心がけています。
東京らしい洗練をどう作品に落とすか
都会的でありながら柔らかさもある空気感を、作品にも反映させたいと考えています。過度な装飾ではなく、シンプルで洗練された構図、自然光を活かした柔らかな色味、そして二人の素の表情を引き出す撮影スタイルを大切にしています。
一生残る写真としての価値
前撮りは、結婚式の一コマではなく、二人の関係性を記録する貴重な機会です。だからこそ、その瞬間の空気や感情まで写し取れるよう、撮影前のヒアリングや当日のコミュニケーションを丁寧に行っています。
まとめ|「おしゃれ」は作るものではなく、揃えるもの
おしゃれな前撮り写真に共通しているのは、世界観の統一、自然な空気感、そして明確なゴール設定の3つです。
特別なポーズや小物がなくても、これらの条件が揃っていれば、自然と垢抜けた印象になります。逆に、どれか一つでも欠けていると、どこか違和感のある仕上がりになってしまいます。
前撮りは「なんとなく撮る」ものではなく、「何を残したいか」を設計するもの。その設計をカメラマンと一緒に考えられるかどうかが、満足度を大きく左右します。
「世界観から一緒に考える前撮り相談」を受け付けています
「こんな雰囲気が好き」というイメージだけでも大丈夫。まずは気軽にご相談ください。あなたらしい前撮りの形を、一緒に見つけていきましょう。

